こんにちは。
30年ぶりぐらいかな
やられました、チャドクガに。
山茶花や椿などに大群で群れる毛虫さんを見た事があるかと思います。アレです。毛虫も卵塊も親御さんも全部に毒針があるという難儀なヤツです。
こんな時期に?と思うかもしれませんが、たとえ死骸であっても毛の毒は有効なので、卵(を包んでいる毛)や毛虫・成虫のカスがどこかにあれば、被害にあう事があります。
私は膝下をやられました。
やられるとどうなるかと言うと…
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《観覧注意》
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↓こんな感じ↓
2日目
3日目
このチャドクガの虫刺され
なかなかの曲者です
何が曲者ってその痒みです。
チャドクガにやられると相当強い痒みが襲ってきます。
ブヨよりも強い痒みが数日続きます。私は3日程、不眠になる程のクレイジーな痒みに襲われました。
最初は我慢していたのですが、3日目には耐えきれず皮膚科へ。ステロイドの塗り薬と、飲み薬の痒み止めを貰って来ました。
チャドクガに刺された時の塗り薬はコレ
デルモベートはかなり強い薬ですので、塗った後はちゃんと手を洗いましょう。マイアロンはデルモベートのジェネリックです。
これを塗った所で痒みが収まったりはしないのですが…でも早く治す為には毎日塗りましょう。
あと気をつけたいのは、お風呂です。入浴で患部が温まると症状が悪化するので、しばらくはシャワー或いは患部を湯船に浸けないようにしましょう。患部が衣類で擦れると同じく症状が悪化して来るので、服が擦れないようにするのも大切です。私がやられたのは膝下だったので、しばらく膝上パンツで過ごしました。
ドクガに刺された時の衣類も要注意です。
細かい毛が残っている場合があり、安易に洗濯機へ放り込むと他の衣類に毒針が移り、二次被害を起こす可能性があります。
そこでどうするかと言うと、チャドクガの毒は50℃以上で無毒化されると言われています。なので、熱湯消毒! 私は60℃のシャワーで衣類を流してから洗濯しました。
ちなみに、被害にあった患部を50℃以上の熱を当てるという方法。これは私も試しました。50℃のお湯に漬けたスプーンを当てたり、ドライヤーを「アチッ!」となる程度にあててみたり。長く当てると火傷するので要注意ですが、少なくとも一時的な痒み止めにはなりました。その後の効果は正直わかりません。ただ、チャドクガの被害は時に3週間続く事もあるそうなので、それを考えると1週間で治ったので効いたのかも? 患部には毒針が残っている場合もあるのでそれを考えると残った毒針を無毒化する意味でも患部の熱処理はしたくなりますよね。
あと注意なのは、アナフィラキシーショックです
蜂と同じく、2回目以降はアナフィラキシーショックを起こす可能性があります。チャドクガにやられた後、冷や汗が出たり呼吸が荒くなるなど痒み以外の症状が出たら早めに救急車を呼ぶ等の対応をして下さい
私がチャドクガにやられてからしばらく経ってからですが
こんな商品を見つけました↓
これ、チャドクガの毒針を固定して飛び散らないようにして退治するスプレーだそうです。 なんとまぁ…こんな商品が今は出てるんですね。確かにチャドクガを見つけた時、やたらな手段で退治しようとすると毒針が逆に舞ったりして危険ですもんね。我が家ではまだ葉に大発生する姿は見たこと無いですが、もし発生した場合は使ってみたいと思います。もし使う機会が出たらここでレビューもしますね。
最後に。
毛虫=かぶれるのでなく、こうした一部の毒針持ちの毛虫がかぶれるのです。そこを誤解してる方が多いようなので念のため。毒の無い毛虫は触れても基本、大丈夫です(人によってはかぶれる事もあるかもしれませんが)
因みに私の肌は「やや敏感肌」という部類ですが、無毒の毛虫や蛾を素手で触っても肌がかぶれる事はありません